認定番号 | 092 |
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認定年度 | 平成19年度 |
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樹種 | ガジュマル |
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樹高 | 17.6m |
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幹周 | 5.5m |
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推定樹齢 | 100年 |
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所在地 | 那覇市楚辺1-13 |
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経度・緯度 | 26.2063543_127.684513 |
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所有者 | 那覇市 |
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城岳小学校北西にある三叉路の歩道に立っている素晴らしい姿をしたガジュマルを見つけました。 密に絡み合って単幹を思わせるような樹幹は背が高く、枝垂れ落ちるような気根にも風情があります。 樹下に馬のオブジェが置かれていて、説明板がありました。この地は、かって古波蔵馬場(クハングウ ンマウィー)と呼ばれ、古波蔵村が近郷の村と宮古馬を使って馬勝負をしていた場所で、この馬の オブジェは当時の写真を元に実物大に作られたものだという。けっこう交通量の多い三叉路という厳 しい立地の中に残されたこの美型のガジュマルは、数十年にわたってこの場所で地域の人たちと共に 生き、愛されてきた大切な樹である。依って那覇市はこの樹を景観資源としての保全木としています。
城岳のガジュマルは、市道城岳小学校北側線(通称:城岳馬場通り)に位置し、戦前から民家にあったもので、道路拡張工事の際に切られるところを道路線形の変更により、地域のシンボルとして活かされるようになった。現在、街路樹として保護されている。
かつてこの場所は古波蔵馬場と呼ばれ、月に1回競馬が行われていた。馬のモニュメントと馬場の説明版が設置されている。ガジュマルの周囲は住宅や学校が密集しており、市街地でひときわ目立つ存在となっている。樹幹はほぼ通直で、枝を大きく広げ、見事な緑陰をつくり、地域の人々に親しまれている。