久米の五枝のマツ 国指定天然記念物
認定番号 | 018 |
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認定年度 | 平成14年度 |
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樹種 | リュウキュウマツ |
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樹高 | 6.0m |
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幹周 | 4.3m |
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推定樹齢 | 150年(推定) |
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所在地 | 久米島町字上江洲 |
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経度・緯度 | 26.3587140_126.742556 |
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所有者 | 久米島町 |
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その他 | ■国・県指定天然記念物■ 「久米の五枝のマツ」平成9年7月28日指定
◆根元の踏みつけを防止するため、柵を設置している |
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標示版より
久米の五枝のマツは、高さが6m、幹の周りが約4.3m、枝が地面をおおう面積は250㎡にも及ぶリュウキュウマツです。18世紀初頭、土帝君(農業の神)を祭ったときに、この地に植えられ現在に至っています。根が石を枕にして地面に広がり、枝が波打つように地をはうその美しさは、天下随一といわれ、琉歌にもその美しさが歌われています。
「久米の五枝の松」と呼ばれるこの松は、久米島を代表する観光名所として名高く、伊平屋島の念頭平松(おきなわの名木認定番号006)と並び、二大名松と賞されている。 通常、リュウキュウマツは、上方へ真っ直ぐに伸びるが、この松は根元から枝が分岐し、地面を這うように広がり、樹形は傘状に500㎡近くあり、形態的にも貴重な個体である。今から250年前に土帝君(農業の神)を祭ったときに植えられたとされ、現在の松は1839年に具志川間切地頭代上江洲氏によって植えられた(2代目)と「家記」に記述がある。
久米の五枝の松 下枝どまくら 思わらび無蔵や 我腕まくら