認定番号 | 048 |
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認定年度 | 平成16年度 |
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樹種 | ガジュマル |
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樹高 | 10.3m |
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幹周 | 23.5m |
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推定樹齢 | 250年 |
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所在地 | 八重瀬町字世名城590 |
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経度・緯度 | 26.1413307_127.716343 |
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所有者 | 新垣 真安 |
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その他 | ■町指定天然記念物■ 「世名城のガジュマル」平成4年4月2日指定 |
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このガジュマルは那覇市の南方7Kmほどにある八重瀬町(旧東風平町)世名城(よなぐしく)にあっ て、樹齢250年、樹高10m、目通り幹周23.5m、と記されている、カジュマルとして日本最大 は言うまでもなく、2000年の環境省巨樹・巨木林調査に於いても全樹種中 全国第3位の巨木と して報告されたことのある超大物です。しかし、樹はざんばら立ちのため素直に単木とは捉え難く、超巨木 が持つ迫力にも欠けており、残念ながら私には一段格下の樹に見える。ガジュマルは熱帯・亜熱帯に 生きるクワ科イチジク属の常緑高木で、他の木の樹上で発芽し、気根を垂らす巨大な樹である。アコ ウに比べて葉が小型で葉柄が短く、果臥も小型で柄はほとんどない。雌雄同株。防風、防潮用のほか、 木陰樹としても利用される。
八重瀬町世名城にある報徳川近くに生育する当ガジュマルは地域のシンボルとして地元から親しまれている。垂れ下がる無数の気根が形作る23.5mの巨大な幹は、大人10人が手をつないでも取り巻けないほどの太さであり、見る人に圧倒的な存在感を与えている。 2000年の環境省巨樹・巨木林調査において、全樹種中で幹周り全国3位に値する(ガジュマルは幹の形状が特殊なため正式にはランキングに入っていない)。 地元のシンボルとなる当樹木は、その大きさと形状から地域住民だけ でなく訪れる観光客をも楽しませている。